真知宇と水帆

夏休みに、日本海側の町から特急に乗って京都までやって来てくれた
水帆を真知宇はJR京都駅まで出迎えた。

JR京都駅に着いた水帆は「いま着いたよ。どこへ行けばいい?」と
メールしてくる。

真知宇は「北側の改札口。京都タワーが見える側へいらっしゃい。
今日は何色の服を着てるの?」とメールする。
事前に写メールはもらっていて、黒髪の長く 色の白い 細身の
狐か雪女みたいな女性というのは分かっていたが、
初めて逢うので確認しておいた。
「青の上着と 黒のスカートだよ。向かうわね」と水帆から返信。

 真知宇は、JR京都駅北改札の伊勢丹大エスカレーターを降りた所から
携帯を片手に改札方向へ移動し、地下1階を見下ろせる手すりの所で待つ。
数分後に改札から、写真で見たとおりの黒髪少女がキョロキョロしながら
改札から出てきた。

 手には中くらいのボストンバッグを持っていた。
水帆は「真知宇とデートして一緒に泊まりたい」と前々から言っていて
2年生の夏休みを利用してそれがようやく実現した形になった。
水帆は親には「今夜は女友達の家に泊まる」と言って出てきており
女友達とアリバイ工作もしたそうだ。
バッグには一泊するためのものが入っている。
それと、真知宇が
「学校で着ている服を持って来て、2人きりになった時に着て見せて欲しい」
とメールしたものも。

 真知宇が近づくと、彼女も気付く。
真知宇の顔写真はホームページで水帆も知っている。
水帆「真知宇さんですね!」、真知宇「ええ、はじめまして」
水帆「はー・・ほー♪」と真知宇を眺めて そして少し笑った。
時間は昼過ぎだった。
真知宇「お昼ごはんは まだ?」水帆「いや もう食べた」
真知宇「そうかー。どこいこ?」水帆「京都は初めて。案内して」
どこへ連れて行こうか真知宇は考えた。京都の名刹を案内するか。
その前に京都駅近辺を案内しよう。
伊勢丹の上からグランヴィアへ抜ける空中回廊がいいかな?
京都タワーにするか?
水帆と手を繋いでバスターミナルを北へ歩き、京都タワービル前の
交差点までやって来た。
真知宇「これが京都タワーだよ。登ってみる?京都の街を一望できるよ」
水帆(見上げながら)「・・うん。」・・・しかし しばらく経って
真知宇の腕にガシッとしがみ付く。

真知宇「っ!?」

水帆「ゴメン。・・・怖い。あたし高所恐怖症なの」
真知宇「分かった」
 たしかに水帆は怖がりで時々情緒不安定だ。夜な夜な
「死にたい」「真知宇さんに逢いたい」
「最近 学校で友達と目を合わせられない」などとメールしてくる。
スーパーでのバイトも苦痛のようだ。


 真知宇は次にどこへ連れて行くか考え出した。
市バスに乗って有名な清水寺を案内するという手もあるが、
この高所恐怖症では清水の舞台も怖がるかも知れない。

市バスに乗って金閣寺か嵐山方面を案内しようか。
春や秋ならば、そうしたかも知れない。
しかし誤算は、その日の気温30度を超すウダるような京都の暑さだった。
JR京都駅から京都タワーまで、わずか数百メートル歩いただけなのに
二人とも暑さにやられていた。
真知宇「とりあえず、クーラーの効いている中へ」と京都タワービル1階の扉を押して
入り、京都の御土産屋さんなどを幾つか見ながら涼み、
地下通路街ポルタまでそのまま降りた。
水帆はそれでも楽しそうだった。
「すごい都会ね」「駅の地下にもこんなに店があるなんて」
京都市営地下鉄の人物型の看板も「ほー」と見ていた。
たしかに京都市は人口100万人以上の政令指定都市。
水帆の生まれ育った日本海の町と比べれば都会になる。
文化財を案内するより、繁華街を案内した方が喜びそうだ。
  真知宇「この地下鉄に乗って四条へ行った方がもっと都会だよ。
行ってみる?」水帆「うん」
真知宇は切符2枚を買い、改札をくぐり、水帆と手を繋いで
エスカレーターを降りていく。真知宇にとっては何気ない日常だが
水帆にとっては地下鉄のデザインも地下鉄車両も
魅力的に眺めているようだった。
五条駅を過ぎ、四条駅で降りる。長いエスカレーターを上がって改札を出る。
真知宇(阪急烏丸駅の改札を指しながら)「これが阪急電車だよ。
これで大阪へも神戸へも行ける」水帆「そんな電車もあるのね」

 暑さ対策を考えれば、そのまま河原町まで地下道を進むべきだった。
しかし、この長い四条地下道は殺風景。
京都の繁華街を案内するため、真知宇は三井住友銀行の
東のエスカレーターから地上へ上がった。
四条烏丸交差点を指しながら4つの角の銀行名を案内し
ここがオフィス街だと、そして手を繋ぎながら
四条通を東へと歩いていく。
祇園祭の長刀鉾町、大丸百貨店、藤井大丸、寺町通り。
商店街のアーケードにも街並みにも水帆は楽しそうだった。

 新京極通りのアーケードを北へ曲がる。
新京極商店街を案内していたが
暑さに耐えられなくなってきてスターバックスの中で
コーヒーを飲みながら涼む。
1時間くらい雑談して色々と悩みを聞いた。

 「そろそろ出よっか」と外にでる。
15時を回っていても、まだ外は暑かった。
四条河原町の繁華街を案内して八坂神社方面へ向かったが
途中でまたしても暑さに耐えられなくなり
二人はクーラーの効いた飲食店に入った。
ここで二人で食事をしたのと、あと不良青年と不良少女?は
ここでお酒を飲んだ。
水帆はグイグイと結構飲めた(大丈夫かな?)。
真知宇は席で手を繋いだり、水帆の長く艶やかな黒髪を撫でながら
「キレイだね」と言ったり、白く細い美脚のスカートの上に手を置いたり
水帆の腰に手を回したりしていた。
水帆は、どうもこの辺りからホテルに行きたかったらしい。
オドオド、オジオジして十数分くらい何か言いたげだったが。
やがて小声で「・・・眠たい。」
真知宇「うん??」
水帆「・・眠たいの。・・・だから・・ホテルへ連れてって」
真知宇「もう、泊まる?」水帆、コクリとうなずく。

ホテルは21時ごろからで良いかと考えていた真知宇は慌てた。
少し飲ませすぎたかな?
水帆(額に指を当てて真知宇に寄りかかりながら)「うん、すごく眠たい」
(あとあと考えると演技だったのかな?)真知宇は肩にかかる水帆の頭の重さを感じてアタフタしながら、
まだ17時くらい、この時間から入れるホテルがあるかなあ、と考える。
急いで会計を済ませて店を出る。
今にも倒れそうだった水帆は、言葉少なに一応手を繋いで歩いてくる。
八坂神社行きは止めて、東山のホテル街を歩く。

 たいてい「休憩」の看板ばかりで、この時間からの「宿泊」は
見当たらない。
数軒通り過ぎた後、ようやく「宿泊」の受付時間帯が夕方からのホテルを
見つけた。
真知宇「建物はそんなに新しくないかな?もう少し回る?」
水帆「いや、ここがいいわ」
と真知宇の手を握りながら中へ入っていく。
部屋を選ぶボタンがある。
真知宇が「水帆が気に入った部屋があったら押してみて。どこがいい?」
水帆は「うーん、真知宇さんの好きなように」と押す気配が無いので、
真知宇は「ここで良いかな」と てきとーに無難そうな色合い(白系)の部屋を押した。

  部屋に入ると、水帆は脱ぎだして、髪を濡れない様にくくり
シャワーを浴びだした。真知宇は歯など磨く。
シャワーからタオルを体にまいて出てきた水帆は、
白のパンティを付け(ブラジャーは付けなかった)、黒髪をほどき
カバンの中から、白の上着とグレーのスカートの夏の制服を
取り出して、真知宇が要望したとおりに着て見せてくれた。

真知宇「水帆、1回転してみて」
水帆「うん」とスカートをひるがえして回転して見せてくれた。

そしてベッドのそばへ行って灯りを全部落としたあと
真知宇をベッドへと誘った。
(どうも眠たくはなかったようだ)

仰向けに寝る水帆の 長い黒髪を撫でたあと、
耳に、そして口にキスをすると

水帆はベッドの上で真知宇を抱きしめてきた。
水帆「真知宇・・・真知宇さんも抱いて」
真知宇も水帆の首の後ろに手を回した。

柔らかい唇を吸い、水帆の口に舌を入れると
水帆も舌を絡めてきた。
キスを数分したあと
制服の白の上着を捲くり上げ愛撫する。

先ほどベッドへ誘う前に水帆が照明を真っ暗にしてしまったので
手元が見えない。
わずかな光を頼りに、ベッドの横の照明スイッチの幾つかを適当に押すと、
明かりがついて、水帆の透き通るような肌、雪女のような白い肌があらわになる。
水帆「いや・・・・恥ずかしい・・・」
真知宇「キレイだよ」とフォローし
真知宇は極力照明を暗く、しかし手元は見えるように調整した。

 細いキシャな美少女かと思っていたけれど
胸はBカップほどあった。
乳首は野苺くらいの大きさでピンと立ち
胸の張りと合わせて、水帆の内の青春の力で
まだ内面から膨張してくるような勢いのある体だった。

乳房を揉んで、乳首を指で愛撫し、口に含み、吸う。
水帆「あっ」「あんっ」「んっ」「いいっ」
と抱きしめてくれる。

水帆のオッパイへの愛撫の手を休めず下半身も愛撫。
制服のグレーのスカートをめくり、
パンティの上から割れ目を縦方向に下から指でなぞる。
水帆は足を開いてくれた。
パンティの上からでも熱い液体が伝わってくる。
このままだと旅行中の水帆の下着が汚れちゃうかなと
パンティを脱がし、片足を抜く。
白いパンティは水帆の片足の足首に残った。

ヘアは薄いがあった。
真知宇は水帆の割れ目に、指を縦方向に当てる。
温かく柔らかく、指を強く当てるとヌチャッと濡れていた。
真知宇、水帆の耳にキスをしながら「濡れてるよ」
水帆「恥ずかしい」
真知宇は指を縦方向にこすったり、
クリトリスを愛撫したり複数の指で挟んだりしていた。

真知宇「指を入れてもいい?処女じゃなかったよね」
水帆、コクリとうなずく。

真知宇は、中指を水帆の中に入れる。
中は温かく、よく締め付け、指に吸い付いてくるような肉だったが、
水帆がヌルヌルに濡らしてくれていたので
すんなりと入った。
水帆「ああっ」
真知宇「温かい。すごく良く締まるよ」
中指を関節で曲げて愛撫する。
もう片方の手で水帆を抱いたり、胸を愛撫する。
「ああっ、ああっ、ああっ」水帆が抱いてしがみ付いてきた。
背中に当たる爪が痛い。イッたのかな?

 真知宇「フェラチオしてくれる?」
水帆はオドオドしながら うなずく。
水帆は起き上がり、真知宇を仰向けに寝かせ、
こんどは水帆が上になって、真知宇のペニスを手にとり、
長い黒髪を邪魔にならないように片方の肩にまとめて落とし、
真知宇のペニスを口に含んだ。
水帆は、フェラについてはそんなに経験がないのか、
一応口に含んで上下しているし、舌も多少つかっているけれども、
吸う力はあまりないし、口の奥までは入れられないようだ。
それでも、真知宇は美しい黒髪を撫でながら
「気持ち良いよ」「いい子いい子」と言った。

ベッドの上で座って抱きしめながらキスしていたけど
上着が下がってきてオッパイを愛撫できないので
水帆をの制服の白い上着を下から脱がせる。
真知宇(脱がせながら)「水帆、手をバンザイして」
水帆「脱いじゃうの〜?制服」とやや不満の様子。


 グレーの制服のスカートだけになった水帆を再び仰向けに寝かせる。
上半身裸で鎖骨も見えるようになった水帆の美しい両胸を愛撫すると
水帆も両手で抱きしめ、足を開いて、そして絡めてきてくれた。

水帆の魅力と愛情に真知宇のものも硬くなってしまった。
水帆を抱きしめながら、硬くなったのを水帆の割れ目にこすりつけた。
ヌルヌルに熱くなっていたが、入り口は狭く、入りにくい。
本来はコンドームを付けるべきだけれども、
付けている間に萎えないかな?大丈夫かな?
こんな若い清純な田舎の美少女ならたぶん性病もないだろう、
入れられる時に入れてしまえと、押し込んだ。
かなり締め付けがキツイ中をなんとか奥まで一気に押し込んだ。
水帆「はあんっ!あっ!」
水帆は驚いたようだった
水帆「だっ、ダメえ」
真知宇「外で出すから」
水帆「そんなっ(真知宇がピストン運動を開始しだすと)あっ、あっ、ああんっ」

真知宇も通常はコンドームを付けて避妊する。
生で愛し合ったのは、真知宇の人生上2回しかなく、
その一人が水帆だった。

真知宇は愛しながら言った「水帆、最高だよ」
その言葉に嘘偽りは無かった。
白い肌の美しさ、黒い髪の毛の乱れ、
スレンダーな体に不釣合いな揺れる大きな胸、
温かく強く締め付けてくれるが、
水帆が愛液を奥からヌルヌルに溢れさせてくれるので愛しやすい。
水帆の「あっ」「あっ」という切ない声。
最高の女性だった。


真知宇は数分でイキそうになってしまい
「これはマズイ」と愛するスピードをゆるめ、
ベッドの側へ手を伸ばし、2つほどあったコンドームの1つを手にとる。
水帆にキスをして、頬と口にコンドームの袋を軽く当てる。
目を開けてコンドームを見る水帆に、「付けてあげるね」と言うと
水帆はコクンとうなずいた。
まだ水帆と愛し合いながら、袋を開けて裏表を確認し、
抜いた後すぐに付けて、また再び一気に入れる。
水帆「ああっ」

抱きしめながら
真知宇「好きだ。愛してる」
水帆「あたしも」

その後バックを5分ほど試し、
座位でキスしながら
真知宇「少し疲れた。水帆、上になって」
と言い訳して水帆に騎乗位してもらう。
水帆は、自由に腰を動かして切ない声を出していた。
入ってる所はグレーの制服スカートで見えなかったが
振り乱す黒髪と、揺れる胸がセクシーだった。

40〜50分 愛し合っただろうか。
最後は正上位で真知宇も果ててしまった。
水帆を腕枕して抱きしめながらウトウトする。

その後、軽い睡眠を挟んで、お互いが起きた所を
もう一度 愛し合う。(この時は水帆は制服スカートも外して全裸になっていた)

朝起きた後にも愛し合い(部屋を真っ暗にした水帆も
朝は朝日に美しい白い肌を映えらせながら愛させてくれた)、
その後、ホテル部屋の湯で作ったコーヒーとお茶を飲んで、
真知宇はトイレへ行き、
そのあと一緒に朝風呂に入って、お互いの髪と体を洗い合い、
水帆は制服をカバンにしまい、昨日とは別の私服を着て、
チェックアウト時間ぎりぎりにホテルを出る。
(愛し合ったのは計3回)

祇園の喫茶店アサヌマで一緒に朝食。
「今日はどうする?」「京都観光するには今日も暑そう」
真知宇「帰りの特急の時間は大丈夫?」
水帆「夕方発の特急で、向こうで乗り換えて最終電車23時位に○○駅に着くの」
真知宇「それは大変だね。夕方には必ず京都駅に戻らないと」
暑さもあって金閣寺や嵐山観光は諦めた。
鞍馬や貴船、比叡山延暦寺なら涼しいかもしれないが
時間的に京都駅まで戻れない可能性が高い。

四条河原町の店を二人で散策したあと、涼むのも兼ねて映画を見た。
その後、寺町電気街なども見る。電気街にあった照明の店や
インテリア・時計に水帆は「きれい」と見入っていた。

水帆は言った「京都ってステキ」。
真知宇「じゃあ、京都へ進学しない?」
水帆「うん、する。京都へ進学する」
今まで「死にたい」など悩んでいた少女から
未来へ希望の溢れる言葉を引き出せて、真知宇は満足だった。

寺町電気街を南まで歩き、夕方が近づいてきたので
三つ葉のマークのタクシーに乗って京都駅まで。

帰りの切符を買ってあげ、
出発時間まで一緒に食事する。
キオスクで長旅用の飲食料を買い、
特急が締まる扉まで真知宇はホームで見送った。

23時過ぎに水帆からメールが来た。
「無事に家に帰れました。真知宇ありがとう」




<このメールに基づく真知宇公文書は、もう時効であり
アメリカ公文書が一定期間を経て公開されるのと同様に
年月を経て相手側の同意を得て、第三者機関により情報公開されたものです>






 

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